廣田 晴彦 院展 入選作品
2025年 第80回 春の院展
絶え間無き刷新の力場 (S40号)
2024年 再興第109回 院展
白日の憂鬱 (225×180p)
2024年 第79回 春の院展
月下の残影 (S40号)
2023年 再興第108回 院展
鳴動の行方 (225×180p)
2023年 第78回 春の院展
アメノオトズレ (S40号)
2022年 再興第107回 院展
不揃な断片は其々の役割に応じ駆動を始める (225×180p)
2022年 第77回 春の院展
活況の舞台裏 (S40号)
2021年 再興第106回 院展
果てなき渇望の狭間 (225×180p)
2021年 第76回 春の院展
夜光混交 (S40号)
2020年 再興第105回 院展
茫洋とした予感の中で (225×180p)
2020年 第75回 春の院展
雨後刻々 (S40号)
2019年 再興第104回 院展
白雨囂々 (225×180p)
2019年 第74回 春の院展
無為なるノスタルジー (150×75cm)
2018年 再興第103回 院展
破調の欠片 (225×180p)
2018年 第73回 春の院展
月下の気配 (S40号)
2017年 再興第102回 院展
帳の鼓動 (225×180p)
2017年 第72回 春の院展
通り過ぎた夜の中へ (S40号)
2016年 再興第101回 院展
湾岸 (225×180p)
2016年 第71回 春の院展
街景霧中 (S40号)
2015年 再興第100回 院展
雷光 (225×180p)
2015年 第70回 春の院展
曇天日和 (150×75cm)
2014年 再興第99回 院展
静寂の彼方 (225×180p)
2014年 第69回 春の院展
ト モ シ ビ ノ ヤ ス ラ ギ (S40号)
2013年 再興第98回 院展
残照の路 (225×180p) [奨励賞受賞]
2013年 第68回 春の院展
光の路 (150×75cm)
2012年 第67回 春の院展
月齢76%の夜は (150×75cm)
2011年 再興第96回 院展
痕跡、過ぎる頃には (S100号)
12月に入ったばかりの頃に、
道路の表面が黒く汚れた部分を見つけました。
近づいて見てみると縁取ったような葉っぱの跡があり、
降り積もった銀杏の葉が踏みつけられるうちにつぶされて
変色したものだとわかりました。
道路の質感もともなって絶妙な色合いのグレーの階調ができていて、
魅力的なものに感じられました。
次の季節が始まるまでの合間の風景をテーマとして制作しました。
2011年 第66回 春の院展
色葉、舞い積もる頃に (150×75cm)
2010年 再興第95回 院展
雷天 (S100号) [奨励賞受賞]
雷鳴とともに突然激しい雨が降り、状況が一変し、
その場所から逃げ出したくなるような不安感に襲われる。
そんな状況と心理を、猫が逃げる姿に託して描きました。
この年の7月ごろは激しい雨が多く、
雨の街を散策しながら構成をまとめたり、
観察を繰り返しながら描くことができました。
タイトルには、雷雨、驟雨、夕立、と激しい雨を表す言葉を
いろいろと捜しましたが、雨そのものではなく
状況を表したかったので、雷と天候をあわせて
「雷天」と創作することにしました。
2010年 第65回 春の院展
雨天 (150×75cm)
2009年 再興第94回 院展
白日 (225×180p)
2009年 第64回 春の院展
四月 (S40号)
2008年 再興第93回 院展
十九時二十分 (225×180p)
2008年 第63回 春の院展
十六時四十分 (S40号)
2007年 再興第92回 院展
六月 (225×180p)
2007年 第62回 春の院展
十月 (S40号)
子供の頃から道路を気まぐれに散策するのが好きでした。自分がもっとも見慣れたものこそを題材にすればいいのかもしれないと思いたって制作した作品です。季節の中では得に注目されず特徴もないと感じられる「十月」がテーマとしてふさわしいように思いました。
2004年 第59回 春の院展
浅草写真機店 (S40号)
現代の都会の景色を描きたいと思ってテーマや題材を模索していた頃の一枚です。
1998年 再興第83回 院展
菜の花 (225×180p)
院展の初入選作です。春の院展と同じつもりで挑んだところ、サイズの大きさに振り回されて画面を埋めるだけで精一杯でした。ゴテゴテととても泥臭い画面となりましたが、当時の自分にとってはとても良い経験を得ることができたと思っています。
1998年 第53回 春の院展
菜の花 (140×70cm) 外務省買上
春の院展初出品、初入選の作品です。当時、入選して参加した展覧会の会場がそれまでとは別世界のように感じられて、とても感激致しました。
取材地はいつも特別な場所ではなく、生活の中の
路上で題材を発見することが多いように思います。
身近な景色の中に魅力的な構成を発見し、
状況の変化や痕跡を表現することを主題に製作をしています。
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